女性職員3 若手の立場として

Q1.放課後児童支援員の仕事をしようと思ったきっかけはなんですか?

子どもに携わる仕事に就きたくて保育の学校へ進学し、在学中に様々な
実習やボランティアを経験しました。
憧れと現実の違いを痛感し、将来に悩んでいた時、学童保育のボランティ
アに参加したのがきっかけとなりました。自身が小学生の頃に5年間通っ
ていた学童へボランティアとして参加した時、そこには10年前と変わ
らないアットホームな雰囲気や、優しい子どもたちが居て、温かく私を
迎え入れてくれました。
また、目標にしたいと思う支援員の先生とも出会い、学童保育なら憧れ
ていたままの保育者を目指すことが出来ると感じ、支援員になることを
決意しました。

Q2.子どもたちと過ごす日々の中で一番思い出に残っている出来事は
   なんですか?

勿論楽しく遊ぶ日々もかけがえのない思い出ですが、子どもと本音でぶ
つかり合いケンカをして、お互い泣きながらごめんねと言い合う、そん
な出来事も子どもたちとの関係作りに繋がった大切な思い出になってい
ます。
楽しいことだけでは無く、悲しいこと辛いことを共有することで生まれ
る信頼関係もあると実感しました。
共に学童で生活する仲間として、対等に同じ温度で関わり、日々の思い
出を増やしていきたいです。

Q3.これから放課後児童支援員を始めようと思っている皆さんへ
   メッセージをお願いします。

子どもと関わる仕事なので、初めは毎日が不安と失敗の連続です。
失敗に向き合い反省し備えることは、子どもたちの安全・安心に繋がる
ので、たくさん考え悩んで良いと思います。
悩んだ分だけ子どもたちの成長は嬉しく感じられ、自身への活力にもな
ります。
ただ、人に頼ることも大切で、辛い時には同僚の先生や保護者の方、子
どもたちと支え合えるような関係を築いていって欲しいです。
『共に成長』の気持ちを大切に頑張って下さい。
私も頑張ります!