会の紹介

私たちは
1.子どもたちが健やかに成長できる環境
2.保護者が子育てと仕事を両立できる社会を目指して、さまざまな活動をおこなっています。

学童保育に子どもを預ける保護者は支援員と共に相互に助け合いながら会を運営します。

運営しているのは保護者です。
特定非営利活動(NPO)法人『坂戸市学童保育の会』は、2006年度より坂戸市から「指定管理者」
としての指定を受け、行政をはじめ地域の皆様の温かいご支援をいただきながら、市内14か所の
学童保育(児童数820人2020年4月現在)を運営しています。

支援員について
現在正規職員は、39人、非常勤職員が65人、合計104人の職員が勤務しています。
(2020年4月現在)

坂戸市の学童保育は、「安心して働きつづけたい」そして「放課後の子ども達に豊かな生活を提供したい」という父母たちの切実な願いから、1975年6月に最初の放課後児童クラブ(学童保育所以下「クラブ」)として誕生した「はらっぱクラブ」に始まります。それ以後、「一学区に1学童を」という父母たちの熱い思いと運動により、この約40年の間に公設民営のクラブ14クラブが整備されました。

初めはそれぞれに運営されていた各クラブを一本化するため、1981年にまず「坂戸市学童保育連絡協議会」が結成され、1992年に組織、財政、規約を一本化し「坂戸市学童保育の会」と改名しました。これにより、坂戸市内のどのクラブを利用する際も同じ料金で、同じサービスを受けられることになりました。さらに、2003年には、安定した財政、運営を目指して法人化し、「特定非営利活動法人(以下「NPO法人」)坂戸市学童保育の会」が発足しました。

その後、2006年に坂戸市の学童保育に指定管理者制度※が導入され、「NPO法人坂戸市学童保育の会」は現在までに5期にわたって指定管理者として、坂戸市内の学童保育を運営しています。
※ 指定管理者制度とは
 2003年6月に地方自治法が改正され創設された制度。
地方自治体が設けた「公の施設」を、期間を定めて法人・民間に管理運営させるものです。

NPO法人坂戸市学童保育の会は、坂戸市から指定管理者としての指定を受け、坂戸市内14カ所のクラブを運営しています。運営費は、保護者から支払われる保育料と坂戸市からの指定管理委託料によって賄われています。

クラブが安定的に運営されるためには、利用者に保育料を遅滞なく支払っていただくことと、児童の安全確保、保育サービスの提供、放課後児童支援員(以下支援員)・職員の雇用などの運営に責任を持つ、NPO法人坂戸市学童保育の会への保護者の理解・協力が不可欠です。

運営実務は各クラブの保護者及び保護者OBから選出された理事、クラブ代表者委員及び坂戸市学童保育の会が雇用した職員・支援員によって行われています。

① 子ども達の健康、安全を保障する

② 一人ひとりの子どもの豊かな生活を援助する

③ 集団での安定した生活を援助する

④ 一人ひとりを丁寧に捉え、受け止め、励ます

⑤ 子ども同士の安心できる関係づくりを援助する

⑥ 遊びや活動、行事など生活全般を通して、子どもたちの生活を豊かにする

⑦ 父母との伝え合いを通して働く家庭の生活を支える

⑧ 学校や地域と良好な関係をつくる

坂戸市学童保育の会では、各クラブに、専門教育を受け更に認定資格研修を受講した常勤の放課後児童支援員(以下「支援員」という。)を2人以上配置し、また支援員を支える準常勤支援員、常勤パート支援員も計画的に学童保育に関する研修を受講するなど、高い資質を有している支援員が保育に当たります。

このように、支援員は質の高い保育を行うのみならず、時には子育てに悩まれている保護者の方々の良き相談相手にもなってくれるでしょう。